原田
学生時代に電気工事の資格を取得さたとはいえ、サラリーマン時代とは全く違った分野でのお仕事ですよね。ご創業当初はご苦労もあったのでは。
土肥
独立当初はまだ会社としての信用もなく、確かに状況は苦しかったのですが、私自身は苦労したという感じはありません。この仕事が自分に合っていたのでしょうね。
その後、徐々に電気工事だけでなく照明やインテリアにも興味を持つようになって、勉強をし始めました。原田さんはずっとボクシングひと筋にお仕事をされていらっしゃいますが、私もこの仕事を一生続けていきたいと思っているのですよ。夢ばかり追いかけているようなところがありますが、夢はいつでも持っていたい。そしてお客様にとってできるだけ良いものをご提案していきたいと考えています。
原田
お仕事に対するしっかりとした信念を感じます。
原田
業務内容として電気工事の他に先程やられたように照明プランなどもされているのですか。
土肥
はい。現代社会において電気設備とあかりの果たす役割はとても重要ではないでしょうか。当社では様々な年代の方がいつまでも安全で快適に過ごして頂けるような電気設備と、後々後悔のないような先進機能と使いやすさ、そして快適さをご提案しています。また、あかりによって気持ちを落ち着け、心が安らぐ「ライトセラピー」もお勧めしているのですよ。 |
原田
具体的体的にどのようなものでしょう。
土肥
欧米では一般住宅に蛍光灯はあまり使用されていませんが、日本の住宅照明は蛍光灯がとても多いのです。勉強する時や本を読む時に明るさは必要ですが、くつろぎの時間を過ごすには蛍光灯の明るさよりも多少薄暗い方が気持ちが落ち着きます。
「ライトセラピー」とはそのような照明による心の癒しのこと。皆様のより快適な暮らしのために、あかりに関するご提案をしていくこともこの仕事に携わる者の義務だと考えているのです。
原田
なるほど。では、住宅の電気配線など、お仕事をされる上で特に気を付けていらっしゃることは何ですか。
土肥
常にお客様の立場に立って考えることでしょう。お客様が実際に住んで生活していることを想定した上でコンセントの位置などを考え、先々のことも含めてどのようにでも対応できる配線にしています。例えば、1つの部屋に3つも4つもコンセントを設けても使わないのに無駄だと思われる場合があるとします。確かに現時点では無駄に感じられるかも知れませんが将来、模様替えをされたときに「これがあってよかった」と思っていただけるような仕事をするのが当社のコンセプトですから。
原田
お話は尽きませんが、対談の最後に今後の展望をお聞かせ下さい。
土肥
電気を扱いますからまずは安全を第一に考え、そして見た目のコーディネートにも気を使い、お客様に喜んで頂ける仕事をしていきたい。照明器具というのはお客様にカタログをお渡しして選んで頂くという販売方法が一般的で、私のように照明に関して専門的に勉強していてもまだ工事屋さんという感覚でしか見て預けないのが現状です。それが歯がゆいですね。照明士という仕事を一般に認知して頂くために当社ではお客様と直にお話ができるようホームページを開設していますし、今後の展望として、照明士として私からお客様にあかりのご提案ができるような場を設けたいと考えています。そして、お客様と直接、契約が結べれば理想的ですね。多くの方に喜んで頂ける良い仕事をして、ロコミによって更にお客様が広がっていくことが営業本来の形ではないでしょうか。住宅を建築される場合、お客様は様々な面でとてもよく勉強されています。私どももプロの名に恥じない仕事をするためにも、今後も勉強と努力を続けたいと思います。
原田
これからも人々の生活を明るく照らして下さい。 |